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諦めが肝心

黒子とギアスがメインかな?

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箱庭の小鳥達 0

☆ゼロルルです。
ゼロとルルーシュは双子の兄弟です。ナナリーはいません。
ルルーシュは、アリエスの惨劇の時に足が不自由になっております。でも、、目は見えてる。
話は、スザクに捕まり、二人が皇帝の前に引き出されるところから始まります。

でもって、この話のスザクは嫌な人になっているかも知れませんし、スザクに厳しい表現が出てくる可能性も高いです。なので、スザク好きな人は、絶対に読まないで下さい

その点をご理解頂けた方のみ、下の話にお進みください。



箱庭の小鳥達 





 数年振りに対峙する父親は、冷徹な瞳で息子達を見据えていた。
 それに、ゼロとルルーシュも負けじと睨み返す。
「枢木スザク。そなたは下がっておれ」
 兄弟達を皇帝に売り払った男。
 それまで皇帝に向けて睨んでいたゼロは、その言葉に睨みつける対象を変えた。
「これがお前のやり方か!」
 キッと睨みつけるゼロ。
「そうだよ。君のやり方は間違っている。だから、これは正当な事なんだ」
「スザク」
 高飛車に言い放ったスザクだが、ルルーシュの哀しそうな瞳には辛そうに顔を背けることしかできなかった。
「御免ね。ルルーシュ」
 ルルーシュが悪い訳ではないのだ。
 だが、皇帝陛下が望んだのはゼロとルルーシュ。
 初めはゼロだけを連れて来るつもりだった。だが、二人をと望む声に軍属である自分が意義を唱える事はできない。
「変わってしまったんだな、お前は」
 もう自分の知るスザクではないのだろう。
「でもね、悪いのはゼロだ。彼さえいなければ・・・」
「聞きたくない」
 耳を押さえ伏せてしまったルルーシュに、スザクは悲しみの瞳を向け、その向こうで自分を睨んでいるゼロを睨み付けた。
「君が総て悪いんだよ、ゼロ」
 火花が散る睨み合い。
 だが、下がれと言われた手前、何時までもココに居る訳にはいかない。
「皇帝陛下。それでは、ラウンズの件は宜しくお願いします」
 それだけ言うと、スザクは謁見の間から出て行った。
 それを見届けた皇帝は、ニヤリと笑うと漸く返ってきた息子達を見詰めた。
 その顔は、先ほどまでの冷徹なものではなく慈愛に満ちている。
「「??????」」
 その事に兄弟達が疑問に思う前に、 
「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む偽りの記憶を」
 ゼロとルルーシュの脳に赤い鳥が舞った。





☆S様ゴメンなさい。
見ての通り、序章です。いや、その、リクエストの内容を全部詰め込もうとしたら長くなりそうだったので、分割してみました(別名、連載)
リクエストの内容は、全部話しにしてみせます。多分、5.6話で終わります。
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