諦めが肝心
黒子とギアスがメインかな?
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手作り
☆ルルーシュお誕生日SS第二段。
ロイルル
「誕生日おめでとうルル君」」
はい。
そう言って渡させたのは、お気に入りのお店のプリン。
だが、そこには歪な感じの生クリームと、トッピングとも取れるイチゴが乗っている。
「??????」
プリンだけを見れば、お気に入りの店の物。
だが、この生クリームとイチゴは?
「本当は~、手作りのプリンにしたかったんだけどね~」
あはははと笑う姿に、この生クリームとイチゴが手作りをしようとした結果の名残なのだろう。
「失敗したんですね」
機械関係の手先は、驚くほど繊細なのに、家事一般はダメなロイドらしい。
「だって~。もっと簡単だと思っていたんだもん」
プリンて難しいね~。
そう言いつつ、ルルーシュに渡したのと同じ(こちらには生クリームもイチゴも乗っていないが)物を食べ始めた。
「ロイドさん!」
この人は!
「な~に~?」
「誕生日を祝ってくれるんじゃなかったんですか?」
「そ~だよ~」
だからプリン。
ルルーシュに渡したプリンを見詰めながらニコニコとしているロイド。
「だったら、なんでロイドさんが先に食べ始めるんですか!」
普通なら逆だろう。
もっとも、普通が通じないのがロイドだが。
「え~!だって、ココのプリンは大好きなんだもん」
「俺だって好きです」
「知ってるよ。だから買ってきたんだから~」
「・・・・・・・」
言葉が通じないのだろうか?
それとも、常識が通じないのだろうか。
多分、後者の可能性が高い気がするが。
「生クリームって、大変だね」
「何がです?」
また話が飛んでいる。
この人らしいと言えば、この人らしいのだが。
「あんなに掻き混ぜるのが大変だとは思わなかったよ」
「そうでしょうね」
道具を使わずに自力で泡立てるのであれば、根気のいる作業になる。
「でも、ルル君の為に頑張ったんだよ。だから、食べてv」
ね。
「はいはい」
ロイドが自分の為に何かしてくれる。
考えただけで嬉しい。
たとえそれが、生クリームとイチゴだけでもだ。
ぶっきら棒に答えながらも、ウキウキとした気分でルルーシュはプリンを食べた。
「どう?どう?美味しい?」
プリンが美味しいのは当たり前なのだが、できれば生クリームも褒めて欲しかった。
日常生活はなまぐさなロイドにしては頑張ったのだ。
「ロイドさん!」
「何?」
あれ?
怒ってる?
どうして~?
「生クリームに砂糖を入れるのは常識です」
「え?」
砂糖?
「入れてないでしょう」
「うん。そのまま掻き混ぜたよ」
「生クリームは本来、甘くないんです。だから砂糖で調整する」
「え~そうなの?」
知らなかった。
「まったく、ロイドさんがこんなんだから、目が離せない」
この人は常識を知らな過ぎる。
「だったら離さなければ良いよ」
「え?」
「ずっと僕の事を見ててよ」
「え?あれ?」
「ルル君が僕の事を見てくらなかったら、死んじゃうかも」
ニッコリと子供のように笑うロイド。
「・・・・・・仕方がないですね」
心持ルルーシュの頬が赤くなっている。
「わーい。ルル君をお嫁さんに貰っちゃった」
「誰が嫁ですか!」
「ルル君だよ」
「ロイドさん!」
「細かい事は気にしない」
「ロイドさん」
「ねv」
ニッコリと笑い続けるロイドに、とうとうルルーシュも諦めた。
「仕方がないですね」
「うん。だから、幸せにするよ」
「はいはい」
そう言うルルーシュの顔が赤い事を、ロイドだけは知っている。
☆製作時間40分(うち、ワンコに邪魔された時間10分)
急いで書いたので、いつも以上におかしい事になってます。
この二人の関係は、知り合い以上恋人未満な感じ。
でも、この件が元で、正式に付き合い始める予定。
ロイルル
「誕生日おめでとうルル君」」
はい。
そう言って渡させたのは、お気に入りのお店のプリン。
だが、そこには歪な感じの生クリームと、トッピングとも取れるイチゴが乗っている。
「??????」
プリンだけを見れば、お気に入りの店の物。
だが、この生クリームとイチゴは?
「本当は~、手作りのプリンにしたかったんだけどね~」
あはははと笑う姿に、この生クリームとイチゴが手作りをしようとした結果の名残なのだろう。
「失敗したんですね」
機械関係の手先は、驚くほど繊細なのに、家事一般はダメなロイドらしい。
「だって~。もっと簡単だと思っていたんだもん」
プリンて難しいね~。
そう言いつつ、ルルーシュに渡したのと同じ(こちらには生クリームもイチゴも乗っていないが)物を食べ始めた。
「ロイドさん!」
この人は!
「な~に~?」
「誕生日を祝ってくれるんじゃなかったんですか?」
「そ~だよ~」
だからプリン。
ルルーシュに渡したプリンを見詰めながらニコニコとしているロイド。
「だったら、なんでロイドさんが先に食べ始めるんですか!」
普通なら逆だろう。
もっとも、普通が通じないのがロイドだが。
「え~!だって、ココのプリンは大好きなんだもん」
「俺だって好きです」
「知ってるよ。だから買ってきたんだから~」
「・・・・・・・」
言葉が通じないのだろうか?
それとも、常識が通じないのだろうか。
多分、後者の可能性が高い気がするが。
「生クリームって、大変だね」
「何がです?」
また話が飛んでいる。
この人らしいと言えば、この人らしいのだが。
「あんなに掻き混ぜるのが大変だとは思わなかったよ」
「そうでしょうね」
道具を使わずに自力で泡立てるのであれば、根気のいる作業になる。
「でも、ルル君の為に頑張ったんだよ。だから、食べてv」
ね。
「はいはい」
ロイドが自分の為に何かしてくれる。
考えただけで嬉しい。
たとえそれが、生クリームとイチゴだけでもだ。
ぶっきら棒に答えながらも、ウキウキとした気分でルルーシュはプリンを食べた。
「どう?どう?美味しい?」
プリンが美味しいのは当たり前なのだが、できれば生クリームも褒めて欲しかった。
日常生活はなまぐさなロイドにしては頑張ったのだ。
「ロイドさん!」
「何?」
あれ?
怒ってる?
どうして~?
「生クリームに砂糖を入れるのは常識です」
「え?」
砂糖?
「入れてないでしょう」
「うん。そのまま掻き混ぜたよ」
「生クリームは本来、甘くないんです。だから砂糖で調整する」
「え~そうなの?」
知らなかった。
「まったく、ロイドさんがこんなんだから、目が離せない」
この人は常識を知らな過ぎる。
「だったら離さなければ良いよ」
「え?」
「ずっと僕の事を見ててよ」
「え?あれ?」
「ルル君が僕の事を見てくらなかったら、死んじゃうかも」
ニッコリと子供のように笑うロイド。
「・・・・・・仕方がないですね」
心持ルルーシュの頬が赤くなっている。
「わーい。ルル君をお嫁さんに貰っちゃった」
「誰が嫁ですか!」
「ルル君だよ」
「ロイドさん!」
「細かい事は気にしない」
「ロイドさん」
「ねv」
ニッコリと笑い続けるロイドに、とうとうルルーシュも諦めた。
「仕方がないですね」
「うん。だから、幸せにするよ」
「はいはい」
そう言うルルーシュの顔が赤い事を、ロイドだけは知っている。
☆製作時間40分(うち、ワンコに邪魔された時間10分)
急いで書いたので、いつも以上におかしい事になってます。
この二人の関係は、知り合い以上恋人未満な感じ。
でも、この件が元で、正式に付き合い始める予定。
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プロフィール
HN:
伊月 優
性別:
女性
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