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諦めが肝心

黒子とギアスがメインかな?

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終焉へ

☆卜部仙波ルル。21・22話の間。二人生存ルル側で、騎士団断罪。
なのですが、偽者に近いような気がするので、心の広い方だけお読みください。




終焉へ




「俺は皇帝になる」
 そのルルーシュの壮絶なまでの決意に、周りで見ていた者達は悲壮な顔で眺めていた。
 特に、このような少年に全てを任せる事に罪悪感を覚えた二人の大人。
 それは、死んだとされているト部と仙波だった。
 かれらは、元々瀕死の重傷だったが一命を取り留めた。その時に、正体を知ったルルーシュの幼さに、四聖剣である事を棄ててまで守る事を誓ったのだ。
「それが、御主が決めた事ならば拙者は付いて行く」
「俺だってさ」
 仙波とト部は頷く事で同意する。
 本来ならば、このような少年にココまでの決意をさせたくなどなかった。その為に自分達は存在を殺してまで傍にいたのに。
 力になれなかった事が悔しい。
 悔しそうな顔をする大人達に、ルルーシュも申し訳なかった。
「済まない」
 本来ならば四聖剣として黒の騎士団に返すのが筋なのだろう。
 だが、彼らを手放したくないと思ってしまったのだ。
 今の自分に残された者は少ない。
 そんな中でも、信頼に値する二人。
 だからこそ、余計に手放したくないのだ。
「構わない」
「そうだぜ、謝るなって」
 慰めの言葉は、空しく響く。
「だが!」
 彼らが、どれだけ藤堂を慕っているか知っている。
 今から自分がやろうとしていることは、黒の騎士団・・・・つまり、藤堂に対しての反逆になるだろう。
 慕っている相手と戦う事になるかのしれない。
 それをさせるのが自分だと思えばm、余計にいたたまれない。
「ワシ等は、あの時に死んだ事になっておる。いや、実際に死んだのだ。だから、ここに居るのはお前さんの事が心配な年寄りだけだ」
「まった!俺まで年寄りの仲間にするのは酷いですって」
 仙波が優しくルルーシュに語りかける中、ト部も途中までは頷いていたものの最後には突っ込んでいる。
 そこには、暖かい空気が流れている。
「良いのか?」
 手放さなくても良いのだろうか?
 傍にいてくれるのだろうか?
 色々な事が頭を過ぎる。
「ああ、この年寄り達を信じろ」
「あ~!だから、俺は若いから。仙波さんと一緒にしないで下さいよ」
 ちゃんと突っ込んでいるのだが、ト部の言葉は綺麗にスルーされているようだ。
「ありがとう」
 自分の手を取ってくれた二人に、ルルーシュは感謝の気持ちを込めて心から微笑んだ。
「「・・・・・・・」」
 そんな優しくも綺麗な微笑みに、仙波とト部は自分達の行動は間違っていな駆ったと確信できる。


 戦争は大人の責任だ。
 本来ならば子供を巻き込む事はしたくなかった。
 なのに自分達は、この子に全てを押し付けようとしていた。
 仮面で分からなかったなど、都合の良い言い訳にしかならない。
 なぜなら、骨格からだとて年齢の推測はできた。
 それをしなかったのは、見て見ぬ振りをしていたのは自分達なのだから。
 それでも、ある程度落ち着いたら黒に騎士団に・・・藤堂さんの元に帰る気持ちはあった。
 彼が黒の騎士団に裏切られるまでは。
 だが、彼らはこの子を・・・ゼロを裏切った。
 それは赦されない事だ。
 

 だからこそ赦されるのならば自分達だけは、最後の瞬間までこの少年を見守り続けよう。
 それが全てを押し付けてしまう自分達の責任なのだから。 







☆色々な意味でゴメンなさい。忘れていた訳ではありません。
本気で書けなかったんです。でも、指摘させてしまったので頑張ってみました。
が、これが限界です。
ハッキリ言って、偽者に近い感じがする(泣)
 

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