諦めが肝心
黒子とギアスがメインかな?
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別れたら好きな人 7
付き合っていないから、隠し事をされるのかもしれない。
そう思ったルルーシュは、翌日の朝一でジノを呼び出した。
普段の登校よりも30分も早い学園は、人の気配が少ない。
時折聞こえてくるのは、運動部の朝練の声。
「どうしたんですか?」
ルルーシュの方からの呼び出しは、これが始めてだった。
「話があるんだ」
昨晩、掛かってきた電話と同じだ。
ジノが訳が分からないと、首を傾げていると。
「俺と付き合う気はあるのか?」
まず聞かなくてはいけない事だ。
既に愛想をつかれていたらアウトだ。
「あの、今更なんですけど。私は何時だってルルーシュ先輩と付き合いたいです」
その為の努力は惜しみない。
どうやら、未だに分かって貰えないようだが。
「付き合おう」
真面目な顔で言うものだから、ジノは告白だと気が付かなかった。
「・・・・・・へぇ?」
あれ?
あれれ?
何か今、物凄い事を言われたような?
「聞こえなかったのか?」
人がせっかく告白したと言うのに!
この男は!
「え?ああ?多分聞こえたと思うのですが、もう一度お願いします」
なんか、とてつもなく都合の良い言葉が聞こえた気がした。
したのだが、やっぱり気のせい?
「//////だから!付き合おうと言ったんだ!///////」
先ほどよりも大きな声で、叫んでしまったルルーシュだ。
恥ずかしさのためか、顔が真っ赤に染まっている。
「え?本当に!」
どうやら、自分に都合の良い空耳ではなかったらしい。
神様、ありがとう。
普段は神様など信じていないジノも、この時ばかりは本気で信じたい気持ちになった。
「//////本当だ//////」
赤くなってしまった顔は、未だに熱が冷める気配がない。
クソー。
心の中で毒づいても、ジノには可愛らしく照れているようにしか映らなかった。
「やったー」
嬉しいです。
子供のように喜んでいるジノに呆れながらも、自分の選択は間違っていな方と実感する。
だって、ジノはこんなにも嬉しそうだ。
「はしゃぎ過ぎだ」
バカっと言いながら軽く頭を叩いても、ジノが落ち着く気配はない。
「だって、だって、本気で嬉しいから」
おままごとの様な関係が続くのだと思っていた。
この麗人は、恋愛感情にトコトン疎い。
それでも諦めきれないのだから、おままごとの様な関係でもないよりはマシだと自分に言い聞かせてきた。
それが、この人から告白されるなんて。
正確には、ジノの思いに答えて貰っただけなのだが、ジノには告白された気分だ。
「煩い。これ以上騒いだら、取り消すからな」
騒ぎすぎだ。
初めはルルーシュもジノの喜びように、同じように嬉しかったが、ここまで騒げば話は別だ。
煩すぎる。
こんな男に、なぜ自分が惹かれたのだろう?
もう一度、考え直したほうが良いのか?
ルルーシュが物騒なことを考えていると、
「ダメ!絶対に取り消すのはダメ。せっかくルルーシュと恋人同士になれたのに」
「こ、恋人・・・・・。それに、呼び捨て!」
「だって、想いが通じ合ったのなら恋人でしょ。それに、恋人なら呼び捨てが常識」
「そうか、常識か。なら仕方がない」
それに、ジノに呼び捨てされても嫌な気は起きなかった。
それどころか、もっと呼んで欲しとすら思ってしまった。
「はい。これから宜しく、ルルーシュ」
ニコニコとジノは嬉しそうだ。
「そうだな。宜しく、ジノ」
こうして2人は、晴れて正式に恋人同士になったのだ。
☆ターニングポイントに到着。ようやく折り返し地点くらいかな。
次からは急展開?にならなと終わらない(汗)
そう思ったルルーシュは、翌日の朝一でジノを呼び出した。
普段の登校よりも30分も早い学園は、人の気配が少ない。
時折聞こえてくるのは、運動部の朝練の声。
「どうしたんですか?」
ルルーシュの方からの呼び出しは、これが始めてだった。
「話があるんだ」
昨晩、掛かってきた電話と同じだ。
ジノが訳が分からないと、首を傾げていると。
「俺と付き合う気はあるのか?」
まず聞かなくてはいけない事だ。
既に愛想をつかれていたらアウトだ。
「あの、今更なんですけど。私は何時だってルルーシュ先輩と付き合いたいです」
その為の努力は惜しみない。
どうやら、未だに分かって貰えないようだが。
「付き合おう」
真面目な顔で言うものだから、ジノは告白だと気が付かなかった。
「・・・・・・へぇ?」
あれ?
あれれ?
何か今、物凄い事を言われたような?
「聞こえなかったのか?」
人がせっかく告白したと言うのに!
この男は!
「え?ああ?多分聞こえたと思うのですが、もう一度お願いします」
なんか、とてつもなく都合の良い言葉が聞こえた気がした。
したのだが、やっぱり気のせい?
「//////だから!付き合おうと言ったんだ!///////」
先ほどよりも大きな声で、叫んでしまったルルーシュだ。
恥ずかしさのためか、顔が真っ赤に染まっている。
「え?本当に!」
どうやら、自分に都合の良い空耳ではなかったらしい。
神様、ありがとう。
普段は神様など信じていないジノも、この時ばかりは本気で信じたい気持ちになった。
「//////本当だ//////」
赤くなってしまった顔は、未だに熱が冷める気配がない。
クソー。
心の中で毒づいても、ジノには可愛らしく照れているようにしか映らなかった。
「やったー」
嬉しいです。
子供のように喜んでいるジノに呆れながらも、自分の選択は間違っていな方と実感する。
だって、ジノはこんなにも嬉しそうだ。
「はしゃぎ過ぎだ」
バカっと言いながら軽く頭を叩いても、ジノが落ち着く気配はない。
「だって、だって、本気で嬉しいから」
おままごとの様な関係が続くのだと思っていた。
この麗人は、恋愛感情にトコトン疎い。
それでも諦めきれないのだから、おままごとの様な関係でもないよりはマシだと自分に言い聞かせてきた。
それが、この人から告白されるなんて。
正確には、ジノの思いに答えて貰っただけなのだが、ジノには告白された気分だ。
「煩い。これ以上騒いだら、取り消すからな」
騒ぎすぎだ。
初めはルルーシュもジノの喜びように、同じように嬉しかったが、ここまで騒げば話は別だ。
煩すぎる。
こんな男に、なぜ自分が惹かれたのだろう?
もう一度、考え直したほうが良いのか?
ルルーシュが物騒なことを考えていると、
「ダメ!絶対に取り消すのはダメ。せっかくルルーシュと恋人同士になれたのに」
「こ、恋人・・・・・。それに、呼び捨て!」
「だって、想いが通じ合ったのなら恋人でしょ。それに、恋人なら呼び捨てが常識」
「そうか、常識か。なら仕方がない」
それに、ジノに呼び捨てされても嫌な気は起きなかった。
それどころか、もっと呼んで欲しとすら思ってしまった。
「はい。これから宜しく、ルルーシュ」
ニコニコとジノは嬉しそうだ。
「そうだな。宜しく、ジノ」
こうして2人は、晴れて正式に恋人同士になったのだ。
☆ターニングポイントに到着。ようやく折り返し地点くらいかな。
次からは急展開?にならなと終わらない(汗)
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プロフィール
HN:
伊月 優
性別:
女性
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