諦めが肝心
黒子とギアスがメインかな?
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歓喜
☆シュナルル前提のシュナ様とロイドさんです。
「楽園」「崩壊」の続きです。
シュナイゼルの当面の目的は、エリア11となった日本の崩壊だった。
そのことを知っているのは、ごく限られた一部の人間だけだった。
「外面だけは良いですからね~」
気付かれないですよ。
セシル辺りが聞いていれば「皇族批判」だ何だと煩かったかもしれないが、生憎この部屋にいるのはロイドとシュナイゼルの2人だけだった。
「言ってくれるね」
シュナイゼルの方も、そんなロイドの性格を把握しているので今更何も言わない。
「それで~、肝心のゼロですけど~」
はい。と言ってシュナイゼルに渡されたのは極秘扱いの書類。
ゼロに関する書類だ。
「頭の良い人間は嫌いじゃない」
ゼロは自分にとって都合の良い駒になってくれそうだ。
書類を受け取りながら浮かべる笑みは、腹黒さを物語っている。
「そうでしょうねぇ~。殿下の役に立ちそうですからね~」
ゼロの動きが派手になればなるだけ、自分達にとっては都合が良いのだ。
「ゼロは頭が良い。。知略に富んでいると行って良いだろう。だが、」
「甘いんですよね~」
そうなのだ、ゼロには甘さがある。
自分達にはない、冷徹になりきれない甘さ。
「人間としては微笑ましい限りだが、政略者としては欠点に繋がる」
そこに付け入れば、攻略も容易いだろう。
「ふふふ、殿~下の思った通りになりそうですか~?」
「今のところはだがな」
「それは、それは」
仰々しいロイドの態度も、シュナイゼルには気にならなかった。
「もう少しで願いが叶う」
シュナイゼルが書いたシナリオには、黒の騎士団と帝国軍の共倒れがピリオドになっている。
「それは喜ばしいんですけどねぇ~。ちょ~と気になることがありまして~」
「何だ?」
「うちのパーツ君なんですけどねぇ」
「・・・・枢木スザクか」
忌々しい名前の一つでもある。
あの子を死に追いやった原因の一人でもある、枢木ゲンブの1人息子。
日本に送られた際には、あの子と友人関係にあったらしいがルルーシュは死に枢木スザクは生きている。
それがシュナイゼルには許せなかった。
「ブリタニア人の友人がいるらしいんですよね~」
「それが?」
確か今は名誉ブリタニア人だったはずだ、物好きなブリタニア人が友人になってもおかしくない。
「どうも~日本だった頃からの友人だって言うんですよね~」
「日本時代から?」
あの不安定な時代に、ブリタニア人のまして子供が日本に居たとは考えられない。
ルルーシュ達くらいしか・・・・
「どうします~。調べた方が良いですか~?」
「調べなさい」
万が一、万が一ルルーシュならば、
「了解しました~。直ぐに調べますから、ランスロットの調整費を上げて~」
「分かった。考慮しよう」
「やった~」
ルンルンとスキップでもしような勢いでロイドは部屋から去っていった。
「生きてる?」
ルルーシュが。
「ならば」
自分の取る行動は慎重にしなくてはならない。
ルルーシュの敵にはなりたくない。
たとえブリタニアを敵に回そうとも・・・・・
そこまで考えたとき、シュナイゼルの脳裏に一つの仮定が浮かんだ。
「ルルーシュは」
ブリタニアを憎んでた。
そして、誰よりも知略に富んだルルーシュ。
幼い頃ですらその片鱗を垣間見せていた。
そのルルーシュが成長したならば、その思考は計り知れないだろう。
そう、まさにゼロ並だろう。
そしてゼロは優しい。
子供の頃から優しかったルルーシュ。
全てが仮定に過ぎないが、シュナイゼルには確信できた。
ゼロ=ルルーシュだと。
「ああ、君の手を取らなくては」
ロイドの報告が来たら、ルルーシュが生きていると分かれば、
「ゼロの手を取ろう」
2人の未来のためにブリタニアを壊そう。
これ以上ブリタニアに邪魔されないように。
「愛しているよ私のルルーシュ」
美しく成長したであろうルルーシュの姿を思い描きながら、シュナイゼルは2人の未来に乾杯した。
☆あら大変。ルルーシュがまたしても出てこなかった。
最近、本人を出し忘れることが多い(オイ)
でもルルーシュを出さないと気がすまないので、もう一話書きます。
「楽園」「崩壊」の続きです。
シュナイゼルの当面の目的は、エリア11となった日本の崩壊だった。
そのことを知っているのは、ごく限られた一部の人間だけだった。
「外面だけは良いですからね~」
気付かれないですよ。
セシル辺りが聞いていれば「皇族批判」だ何だと煩かったかもしれないが、生憎この部屋にいるのはロイドとシュナイゼルの2人だけだった。
「言ってくれるね」
シュナイゼルの方も、そんなロイドの性格を把握しているので今更何も言わない。
「それで~、肝心のゼロですけど~」
はい。と言ってシュナイゼルに渡されたのは極秘扱いの書類。
ゼロに関する書類だ。
「頭の良い人間は嫌いじゃない」
ゼロは自分にとって都合の良い駒になってくれそうだ。
書類を受け取りながら浮かべる笑みは、腹黒さを物語っている。
「そうでしょうねぇ~。殿下の役に立ちそうですからね~」
ゼロの動きが派手になればなるだけ、自分達にとっては都合が良いのだ。
「ゼロは頭が良い。。知略に富んでいると行って良いだろう。だが、」
「甘いんですよね~」
そうなのだ、ゼロには甘さがある。
自分達にはない、冷徹になりきれない甘さ。
「人間としては微笑ましい限りだが、政略者としては欠点に繋がる」
そこに付け入れば、攻略も容易いだろう。
「ふふふ、殿~下の思った通りになりそうですか~?」
「今のところはだがな」
「それは、それは」
仰々しいロイドの態度も、シュナイゼルには気にならなかった。
「もう少しで願いが叶う」
シュナイゼルが書いたシナリオには、黒の騎士団と帝国軍の共倒れがピリオドになっている。
「それは喜ばしいんですけどねぇ~。ちょ~と気になることがありまして~」
「何だ?」
「うちのパーツ君なんですけどねぇ」
「・・・・枢木スザクか」
忌々しい名前の一つでもある。
あの子を死に追いやった原因の一人でもある、枢木ゲンブの1人息子。
日本に送られた際には、あの子と友人関係にあったらしいがルルーシュは死に枢木スザクは生きている。
それがシュナイゼルには許せなかった。
「ブリタニア人の友人がいるらしいんですよね~」
「それが?」
確か今は名誉ブリタニア人だったはずだ、物好きなブリタニア人が友人になってもおかしくない。
「どうも~日本だった頃からの友人だって言うんですよね~」
「日本時代から?」
あの不安定な時代に、ブリタニア人のまして子供が日本に居たとは考えられない。
ルルーシュ達くらいしか・・・・
「どうします~。調べた方が良いですか~?」
「調べなさい」
万が一、万が一ルルーシュならば、
「了解しました~。直ぐに調べますから、ランスロットの調整費を上げて~」
「分かった。考慮しよう」
「やった~」
ルンルンとスキップでもしような勢いでロイドは部屋から去っていった。
「生きてる?」
ルルーシュが。
「ならば」
自分の取る行動は慎重にしなくてはならない。
ルルーシュの敵にはなりたくない。
たとえブリタニアを敵に回そうとも・・・・・
そこまで考えたとき、シュナイゼルの脳裏に一つの仮定が浮かんだ。
「ルルーシュは」
ブリタニアを憎んでた。
そして、誰よりも知略に富んだルルーシュ。
幼い頃ですらその片鱗を垣間見せていた。
そのルルーシュが成長したならば、その思考は計り知れないだろう。
そう、まさにゼロ並だろう。
そしてゼロは優しい。
子供の頃から優しかったルルーシュ。
全てが仮定に過ぎないが、シュナイゼルには確信できた。
ゼロ=ルルーシュだと。
「ああ、君の手を取らなくては」
ロイドの報告が来たら、ルルーシュが生きていると分かれば、
「ゼロの手を取ろう」
2人の未来のためにブリタニアを壊そう。
これ以上ブリタニアに邪魔されないように。
「愛しているよ私のルルーシュ」
美しく成長したであろうルルーシュの姿を思い描きながら、シュナイゼルは2人の未来に乾杯した。
☆あら大変。ルルーシュがまたしても出てこなかった。
最近、本人を出し忘れることが多い(オイ)
でもルルーシュを出さないと気がすまないので、もう一話書きます。
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プロフィール
HN:
伊月 優
性別:
女性
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