忍者ブログ

諦めが肝心

黒子とギアスがメインかな?

[90]  [89]  [87]  [86]  [85]  [84]  [83]  [82]  [81]  [80]  [79

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

愛しのエンジェル

☆星ルルの「その男の名は星刻」をベースにした19話後の捏造です。(あくまでもベースな別の話と考えてください。だから繋がっていません)
「その男~」の星刻だったら、これくらいは行動するかなと思ったら書いてしましました。
またしても星刻が壊れています。
それでも良い方だけ、シリアスに見せたギャクをお楽しみ下さい。







「黒の騎士団がゼロを見限っただと!」
 何ということだ、こんな事はあってはならない!
「星刻様?」
 目を見開いて状況確認をしている星刻に香凛は驚いてしまった。
 何時も冷静沈着な星刻らしくない。
「香凛」
「はい」
「お前は、黒の騎士団と私とどちらに付く?」 
 ルルーシュを見限るような組織に意味は無い。
 我が進むべき先はルルーシュの隣にしかないのだ。
「星刻様です」
 自分の進むべき道は星刻の元にある。
 どこまでも星刻様に付いて行く。
「そうか、ならば黒の騎士団とは手を切る」
 元々ゼロが居るからこその絆だ。
「はい」
「中華連合は、ゼロの居ない黒の騎士団とは団結する意思はない。そう伝えておけ」
「了解しました」
 星刻の言葉を黒の騎士団に伝えるために香凛が傍を離れると。
「ああ、何ということだ」
 先ほどまでの取り澄ました顔から一変して、崩れ落ちてしまった。
「我が愛しのハニーは、どれほど心細い想いをしていることだろう」
 ルルーシュにした黒の騎士団の行いは、星刻には許せなかった。
 無事に逃げたという通信が入らなければ、即刻血祭りにしているところだった。
 もっとも後で血祭りにすることは確定だが。
「ふふ、まあいい。黒の騎士団は後で血祭りにするとして、今は・・・」
 今重要な事は、ルルーシュの元に行かなくてはいけないことだ。
 あの優しい人(星刻の思い込み)は、どれほど寂しい想いをしているだろ。
 そう思うだけで星刻の胸が押しつぶされそうだった。
「待っていてくれ、マイスイートエンジェル。この星刻が直ぐに駆けつける」
 その言葉と共に星刻は艦を後にした。


 星刻の野生の勘(本能)は、ルルーシュが関わったときは人間離れしている。
 誰に教えられる事無く、真っ直ぐにロロの墓の前に立つルルーシュの元へと辿り着いたのだ。
「星刻か」
 ゼロの衣装を纏いながらも、仮面は被っていない。
「ルルーシュ」
 憂いを秘めたその表情も麗しい。
 だが、こんな顔をさせたのが黒の騎士団という事にメラメラとルルーシュに気付かれることなく殺気を漲らせた。
 打倒!黒の騎士団!!
「お前も私を殺しに来たのか?」
 本気の星刻には叶わないと分かっているが、大人しく死ぬのはゴメンだ。
「私を甘く見るな!」
 怒鳴っていえば、
「星刻?だが・・・・・・」
 黒の騎士団は見方では無くなった。
「中華連方のメンバーは、黒の騎士団から抜けた」
 ハニーのいない騎士団に興味は無い。
 天子様も大事だが、それよりも生涯の伴侶のルルーシュの方が何倍も大事だ!
「え?」
 それは?
「君が居ないのに、私が黒の騎士団に居る意味が無い」
「良いのか?」
「当たり前だ。ルルーシュの居る場所が私の居場所だ」
「星刻・・・・・」
 1人だと思っていたのに、まだ傍に居てくれる人が居る。
 ジーンとルルーシュの胸が熱くなった。
 だが、次に出てきた星刻の言葉にルルーシュの感動は打ち切られた。
「愛している。私のエンジェル」
「はぁあ?」
 何か聞きなれない言葉が聞こえたような気がしたが。
「共にブリタニアと黒の騎士団を潰そうではないか」
「え?その、ブリタニアはともかく、黒の騎士団は・・・・・」
 複雑な心境だが、黒の騎士団を潰したいとは思わなかった。
「大丈夫だ。私とハニーが手を組めば叶わない敵などいない」
「ほあぁ?」
 ハ、ハニーって、誰がだ?
「さあハニー。共に手を取り合おうではないか」
「えっと、星刻?」
「どうしたんだ?私のマイハニー」
「俺?」
 なのか?
「そうだ、恋人同士なのだ。おかしくはあるまい」
「そうなのか?」
 いつの間に恋人同士になったんだ?
「2人で将来を誓い合った仲ではないか」
「えっと、その・・・・・」
 記憶に無いのだが、そうなのだろうか?
「案ずる事は無い。私が手取り足取り腰取り導いていく」
「あ、ああ。頼む?」
 で、良いのか?
 なし崩しに弱いルルーシュは、もう星刻の言葉を正確に判断していなかった。
「任せておけ。幸せな2人の未来のために」
 キラリーンと星刻の目が輝いている。


 2人の進む未来は幸せなはず。




☆またしても、やってまった。どうも星刻=ギャクしか思いつかないらしいです。
というか、「その男~」が結構お気に入りだったりします。
 

PR

パンドラの箱 3 HOME パンドラの箱 2

カウンター

プロフィール

HN:
伊月 優
性別:
女性

活力になります

管理用

アクセス解析


ジオターゲティング

検索避け

忍者ブログ [PR]
Template by repe