諦めが肝心
黒子とギアスがメインかな?
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お昼寝
☆ロイルル?現代物のパラレルです。
ロイドさんとルルーシュは、お隣同士の年の離れた幼馴染です。
付き合い始めて一週間。
アイツからの告白だったけど、俺も好きなのだと気が付いた。
大好きだと気が付いて、まだ一週間しか経ってない。
出来立ての恋は、初めてのことで戸惑うばかり。
でも、少しでも傍に居たいと思うのは俺だけか?
アイツだって会いたいと思ってくれているはず?
少しでも声が聞きたいと思っているのは同じだよな?
不安で仕方がない。
大人なアイツと、子供な自分。
年齢差以上に溝は大きい。
偶然ポッカリト空いてしまった時間。どうしても声が聞きたくてルルーシュは勇気を振り絞って電話を掛けた。
『声が聞きたかったから』
ただそのためだけにかけた電話は、相手も珍しく暇だったことから急遽デートとなった。
実験で忙しいアイツの貴重な時間。
それを、自分の為に空けてくれるのは、愛されているからだよな?
嬉しい展開に舞い上がりながらも、何も考えていなかったルルーシュは、どこに行こうか迷ってしまう。
そんな中、偶然見つけた公園。
軽い気持ちで中に入ってみれば、緑の芝生が気持ちの良さそうな公園だった。
「昼寝したい」
ポカポカとしたお日様。
気持ちのよさそうな芝生。
隣には大好きな人。
この条件が揃ったとき、ルルーシュの脳裏に浮かんだのは昼寝だった。
無言の相手に不安になってきたころ、「面白そうだねぇ~」という言葉と共に、相手が先に芝生の上に横たわったことで、ルルーシュも嬉しそうに横に寝転んだ。
見上げた大空は真っ青で気持ちが良い。
「済まない」
せっかくのデートなのに、こんなのではコイツも気に入らないかもしれない。
心配で尋ねた相手からは反応が無く、隣を覗いてみれば既に熟睡していた。
気持ち良さそうな寝顔だ。
忙しい仕事に携わっているのだ。普段から、よく疲れると零していた。
こんなにユッタリとした時間は取れなかったのだろう。
幸せそうな寝顔を見ていたら、ルルーシュも眠たくなってきた。
「おやすみなさい」
良い夢が見れますように。
心の中で呟いた願い事は叶うだろう。
だって隣には大好きな人が寝ているんだから。
目が覚めたら、言ってみよう。
『たまには、二人で昼寝しよう』って。
だって、こんなに気持ちが良いから。それは、コイツも同じだと思いたい。
同じ時間を共有することで、少しでも近づけただろうか?
出来立ての恋は戸惑うばかり。
でも、歩み寄ることは可能だから。
俺は自分で思っている以上に、アイツから見たら子供だ。それでも大好きだから。
告白されて始めて気が付いた想いだけど、俺だって好きな気持ちは同じだ。
ただ、その時は頷くしかできなかった。
だから、待ってろよ。
いつか言ってやる。
「大好きだ」
と。
☆えっと、ゴメンなさい。実は、前ジャンルのリメイク作品です。
口調とか一部の内容を変えましたが、「昼寝」というのはルルーシュのキャラじゃないのは分かってます。でも、なんとなく引っ張ってきてしまいました。
だけど、なんとなく続けたいかも。
年の離れた幼馴染という設定が自分で気に入った。
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